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10ヶ月の赤ちゃん
あまり動かなくなってくるが、これは目前に迫った出産に備えて、頭が骨盤内にまでスッポリと下がってくるため。呼吸器や心臓は成熟して、もういつ生まれてきても大丈夫な状態。重さは3000グラム、大きさは50センチほど。
陣痛の合図は赤ちゃんが
赤ちゃんは、お産が近づくと、背中を丸めて手と足をおなかにぐっと引きつけた姿勢になる。これは、狭い産道を通りやすい姿勢。脳からの指令で「陣痛スタート」の合図ををするのは赤ちゃんだと言われている。
10ヶ月のお母さん
赤ちゃんが下がってくるのとともに骨盤が緩んでくるので、足の付け根に痛みを感じてしまい、歩きにくくなる。前駆陣痛という軽い子宮収縮が起きたり、おりものが増えたり、少しの刺激で出血しやすくなったりと、体にいろいろな変化が見られます。
お母さんの生活
子宮の底長は50センチくらい。最近の出産予定日はかなり正確に推定できる。けれども予定はあくまで予定なので心配しすぎないように。ただ、予定日を過ぎたら、赤ちゃんの状態や胎盤機能の低下がないかということに注意をすることも必要。